天使の梯子~キミ想う・ボクの心~


「修司君も、天使、好きなの?」


ドキッ。


「お前には、関係ないだろう。


それより、お前、邪魔だから…絵、描けねぇーじゃん。


もう、あっち行けよ」


「ぇ、あ、ごめんね。行くね!じゃあ♪」



そう言って、戻っては


また、変わらず明るい声で俺に話しかけてくる。



ウゼーんだよ。



俺には美穂だけなんだ…


馴れ馴れしく、声、かけてくんな。っての。