天使の梯子~キミ想う・ボクの心~

「アイツは、今も、美穂しか見えてない。

もう、空にいっちゃったのに。


空ばかり、ボーと見上げ、誰にも心、開かないで…



あんな、修司、放っておけなかった…。


誰か、修司を幸せにしてくれる人が、現れるまで


あたしが、美穂の変わりに、見守ろうと思って。




……で、現れた。」


「…えっ!?誰?その人!?どこにいるの!?」



「うふーん…」

「うふーん……?」


「あたしの、目の前♪」



「………」


辺りをキョロキョロ見渡したけど、誰もいない…。



まさか




「…あたし?」


「ピンポーン♪正解♪ 」



「……えっ……ええええええええーーーーーーーーー!!」





「美咲ちゃん…なにを根拠に、そんな事を……」



驚いてるあたしに、美咲は


「うん?カン♪」って…………




そんなのアリィーーーーー!?