天使の梯子~キミ想う・ボクの心~

「美咲ちゃぁ~ん、犬じゃないんだからぁ~」

「いいから、行っておいで、もうそろそろ、ペンキの青がなくなるぐらいだから…」

「…ねぇ、美咲。」

「なに?」


「どうして、そんなに修司君のこと、分かるの?」


「えっ!?」


「だって、こないだも、美咲、修司君に普通に話しかけに行ってたし


一匹狼の修司君が、みんなと一緒に作業するの、珍しいからぁ~


ねぇ、なんで?」