天使の梯子~キミ想う・ボクの心~

「朝美ぃ~ペンキ垂れてる!」

「ぇ?ー‥…あああああぁーーーー!!」

赤色ペンキ

見事にスニーカーに垂れてます………。


(涙)



「もう、修司君に見とれてるからだよぉ~」

って、あたしの耳元で、囁く由里ちゃん…


「由里ちゃんのイジワル…」



「べー」としてるし…。


「由里、朝美、あんまイジメるなぁ~」

「美咲ちゃぁ~ん」

「ほれ。」


「…????、なに???」



「青いペンキ。これ持って、修司君のところに行く!ほれ!!」


「え!?」