天使の梯子~キミ想う・ボクの心~


家に着いたら

お母さんが、心配そうな顔で待っていた。

「朝美!どうしたの!?その服!?何があったの!?」


「大丈夫だよ。修司くんが助けてくれたから…」

あたしは、修司くんの顔をチラッと見た。

「そ、そうなの…?大丈夫なの?本当に…」


「うん。大丈夫だよ。」

すると、修司くんが

「すみませんでした!」

と、頭を下げた。


「えっ…?」

戸惑うお母さん…


「俺が、ちゃんと、朝美さんを送っていたら、こんな事には…」


お母さんが、もう頭を上げて、謝らないでと言ってるのに



修司くんは、何回も、頭を下げた…