天使の梯子~キミ想う・ボクの心~

俺に飛ばされた直毅の上にまたがり


顔に一発パンチを食らわせた。



「テメーー今度、朝美に指一本でも、触れてみろ…


お前…命…ないと思えよ…



俺は、本気だからな。」



直毅は、俺の迫力に押されたのか


逃げるように、走り去った。



俺は


「朝美!!朝美!!」と、何度も叫んだ。


朝美の体が、ガタガタ震えている


膝、ケガしてる

とにかく、なんか、ないか探した。

ポケットからグチャグチャのハンカチ出てきた

まだ使ってない!


とにかく、なんとかしたくて

その想いだけで

朝美に、着てたジャンパー着せて


足にハンカチ巻いた。