「ここでいいよ。修司くん。家、そこまだし。」 「そうかぁ…あぁ~ん…じゃあ、またな。」 「うん。また、あした、学校でね。」 「あぁ…じゃあ、な」 「うん。」 修司くんは、軽く右手を上げて、帰って行った。 あたしは、修司くんの背中に触れたい気持ちを感じながら その後ろ姿を、ただ、見つめることしかできないでいた…。