天使の梯子~キミ想う・ボクの心~




あの日…



オレは、風邪をこじらせて


熱にうなされていた…


家の人間は、誰もあてにならない…



だから…


「修司、大丈夫?まだ苦しい?」


「大丈夫だよ、美穂…心配するな…」


そう言ってみたものの…


頭が、割れそうにイタイ…



「あたし、洗面器の水、替えてくるね…」


そう言って


1人、オレと美穂以外、誰もいない…はずの家のキッチンに向かう為


美穂が、階段を降りていく足音を聞きながら


オレは、静かに、目を閉じた…