天使の梯子~キミ想う・ボクの心~


「修司…まだ、持ってたんだ…美穂との写真…」


「うん。オレの彼女って、ハッキリ、言われちゃった…」


「そっかぁ…あのバカ…朝美をこんなに泣かせて。今度、文句言ってやる」


「いいよぅ~あたしは、まだ、諦めていないから。」



「朝美ぃ…」

「修司くんが、なんて言おうと、あたしは、修司くんが、好きだから…諦めることなんて、できないよ。」


「朝美ぃ…あんた、ホント、いい子だねぇ~あたしの目に、狂いはなかったよ♪」


そう言って、また、抱きしめる。


「美咲、くるしいよぅ…」


「ごめん、ごめん。」