天使の梯子~キミ想う・ボクの心~

そして

玄関のドアを開けた。

「失礼します…」



「はい。」


あっ、お母さんかな?


「あの、すみません。」


「どなたですか?…あら…」



「すみません、あたし、あの、修司くんの同じクラスの…」


「あ、いいです、」

「はい?」


「その子…どうしたんですか?」


あたしの肩に捕まったままの修司くんを指差して、冷たそうに言った…。


あたしは、そのお母さんに、不快感を感じながら


「あの、熱があるみたいなんですよ。河原のところで、うずくまってて、そして…」


「あ、そうですか、すみませんが、あなた、その子、上まで運んでくださいな…

私、出かけなきゃいけないから…よろしく…頼みますね…」


「…えっ!?」


なっ、なに!?この人…


それでも…親!?