暖かな手を握り



キラキラ


光る指輪をみつめて




幸せな時間を過ごしていた










この時のあたしは




これが一番幸せな時間


だった



なんて事は



まだ知らなかった



自分の幸せに酔いしれているだけで




彼女の気持ちに



まだ



気づいていなかったんだ