でもひとつ問題が・・・


「おーい那衣斗ぉ~」

「あ、じいちゃん」


那衣斗くんのおじいちゃんが走り寄ってきた。


「那衣斗、データフォルダ忘れておるぞ」

「そうだった。ありがとじいちゃん」

「・・・」


そう、問題は



「那衣斗、毎日言うようじゃがロボットだということはバレてはいかんぞ」



おじいちゃんの言葉が胸に突き刺さる。


そう。

問題は彼氏の那衣斗くんはロボットだということ。