メカ彼!

「このバーコードは、充電するためにあります」

うそ・・・

「まだ信じられない?」


「・・・うん」

那衣斗くんは悲しそうな表情をした。

ごめんね那衣斗くん・・・

だけど

信じられるわけない。

だって那衣斗くんは

あたしの彼氏なんだよ?


彼氏がロボットなんて、信じたくない。


「未来ちゃん、これならわかる?」

「・・・?」


那衣斗くんはいきなりおじいちゃんの腕をつかみ始めた。


「な、那衣斗まさか・・・」


おじいちゃんの顔はどんどん青ざめていく。

何?


「そのまさかですよ」

那衣斗くんはそう言うと。




ビビビ


バチバチ


バババ



「ぎゃー!!!!!」


おじいちゃんを電気ショックさせた。