メカ彼!

あれ?

あれとは何ですか?


「そうじゃな」

おじいちゃんは納得したようにあたしを見る。


何が始まるの!?

「未来ちゃん、これから見せるのはすべて真実です」

「え・・・?」


那衣斗くんはそういうと腕まくりをした。


「未来ちゃん・・・見て」


那衣斗くんはあたしにそれを見せる。


「―――!!?」


あたしは目を見開いて

もう一度見返した。


「何これ・・・」


那衣斗くんの腕にはしっかりとバーコードらしきものがついていた。