そして私は微笑んでみせた。 莉菜はそんな私を悲しそう に見ていた。 「さあー何か買い物行く? お腹すいたしーマ○クでも 行く?」 私はさっきまでの明るさと とは違い何かふっきれたよ うな明るさだった。 そんな自分に莉菜も気を 使ってか明るくうなずいて みせた。 そして、私達は学校を後 にして町へと姿を消した。 こんな自分だから神様は 意地悪をしたのかな でもね、この時の私は 気持ちを押し殺す事しか できなかったんだ。