そんな私が気にくわなかったのか母親の嫌がらせが増してきた。

大好きだった元カレの『柴山君』にも未練がタラタラで

私の心が崩れてしまいそう。

心が『誰か助けて…』って叫ぶようになってきた。

だけど私は、桜川静香…


『笑顔の静香だもん。』

苦しい気持を必死に鍵をかけた…


だけど誰もいないと勝手に涙がこぼれてくる…

心の中は、苦しいって感情すらないかのように

からっぽになっていた。