【第2話】

堀越剛は、私の幼なじみだった。

3歳の頃から、小学校卒業まで、毎日のように遊んでいた。

中学は、私が受験したから、

剛とは遊びたくても遊ばなくなったし、会うこともなかった。

先生「席は、山口さんの隣です。」

剛「はい。」

隣は山口美沙かぁ…


美沙「よろしくね♪」

剛「うん…。」

美沙「剛クンは、何部はいるのぉ~??」

剛「サッカー。」

美沙「スゴいね~!」

剛「・・・」

山口美沙は、剛と話す話題を一生懸命探している。

休み時間
理子「ひ…久し振りッッ!!」

剛「あ…理子!久し振りじゃん!!」

理子「うん♪元気だった~?」

剛「うん!理子は??」

理子「元気!」

剛「理子は何部?」

理子「女子サッカーだよ。」 

剛「え…!?な…なんで!?」

理子「え…わかんないの??」

剛「いや…」

理子「最悪ッッ!!」

剛「おいッッ!理子!ちょっと待てよ!!……ったく…」  
 

続く