「あわわ〜悠ちゃん!?どうした!?」
見ると悠里はもとの姿に戻っていた
「…とりあえず助けよぼ」
雅は近くに転がっていたアサガオ組のやつの携帯をとりあるところに電話した
「雅だよぉ西口第6倉庫にいるから3分以内にきて」
――――――
目をあけると白い天井が見えた
「病院かぁ」
起き上がろうとしたら肋骨あたりに痛みがはしった
「いっ…てぇ」
「二本折れたらしいぞ」
「うおっ!?濠!」
隣のベッドに濠がいた
僕のベッドは濠と凛に挟まれるかたちになっていた
正面には蓮
右前方には雅がいる
「わぁみんなミイラみたい」みんな至るところに包帯を巻いていた
「見た目は酷いですが悠里様より軽傷です」
蓮が苦笑いしながら言った
「あの、さ
様付けやめてよ
なんか堅苦しくてやだ」
正直に言った
すると
「…わかりました悠里」
蓮は少し驚いたがすぐに笑顔に変わった
「うん、やっぱそのほうがいい!」
