そして恋城の部下たちが一斉に悠里に襲いかかってきた
「無駄に戦いたくはないが仕方がない」
悠里は静かにそう言うと
襲いかかってくるアサガオ組の奴らを次々に倒した
―――――
赤眼の龍がここまで強いとはね
まぁ嬉しい誤算だよ
―――――
悠里が覚醒してから3分後
アサガオ組は悠里によって恋城以外全員倒された
そして悠里は恋城に歩みより
「手錠の鍵を渡せ」
と言い赤い目で恋城を睨んだ
「わかったよ、いててよっこいしょと」
恋城はゆっくり立ち上がりポケットから鍵をだし悠里に差し出した
悠里はそれを受け取ろうと右手を出した
その瞬間…
「捕まえた♪」
「!?」
恋城に右手首をつかまれそのまま腕を後ろにまわされ動けなくなった
左手で裏拳をしようとしたが左手首もつかまり右手と同じように後ろにまわされた
「くっ」
腕に鈍い痛みがはしる
