「やれ」
恋城が低く言うと
アサガオ組の奴らが4人を殴り始めた
「やめろ!!」
「悠里君がアサガオ組にきてくれれば4人はこれ以上傷をおうことはないんだよ」
クスッと笑いながら恋城が言う
「黙れ恋城!!
悠里様!!俺たちは平気です恋城の言うことに耳をかたむけないでくださ…ゲホッ」
蓮が必死に叫ぶ
何が平気だよ
くそっ!
僕は見ることしかできないのか…
こいつらを倒す力なんていらない
ただ4人を守りたい…
僕の大切な部下だから
なぜか意識が朦朧としてくる
海に沈んでいくような
「テメェら俺の大切な部下に手ェだしやがって…」
「ぐふっ」
恋城が倒れた
