「こ、来ないで・・・」


私は行き止まりまで来てしまった。



ドスンッ ドスンッ ドスンッ――・・・



地響きのような足音がどんどん近づいて来るのがわかる。



私は怖くて目をぎゅっと閉じる。



ドスンッ ドスンッ ドスンッ



足音がとまった。



私は恐る恐る閉じていた目をゆっくり開けた。









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