6月6日の学校





蜜は声の低さを変えないで説明し続ける。


「6月6日・・・・・・
その日の夜に学校にいた者は翌日何者かによって消される。
学校中を捜し回っても行方不明者は出てこないんだよ。
だけどね、一つだけ出てくる物があるんだ」



体に緊張が走る。


ゴクンッと私は生唾を飲み込む。


「校舎の何処かに必ずその人の物みられる大量の血液だけが見つかる。
過去に何十人者の行方不明者が出ているんだって・・・・・・
原因は不明。
警察がいくら捜索しても何も手掛かりなし。
だから、その日は日が暮れる前には教師はもちろん警備員のおじさんも学校には残らないんだよ」




・・・・・・



蜜の話し方があまりにも迫力がありすぎて私達は黙り込む。


「って、そういう噂なんだけどね!!」


と、蜜は元の明るい声で話し出す。



う、噂っ!?




「今のマジかと思ったし」



「あれぇ〜?
裕輔もしかしてビビってんじゃないの?」


蜜はクスクスと笑う。









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