「おい
桜、ちょっと待て」
「え?何??咲兄」
ちなみに私は咲夜のことを咲兄(サクニイ)と呼ぶ。
私は砂糖をコーヒーに入れる手を止めた。
「桜、コーヒーに砂糖何本入れた??」
「まだ、7本しか入れて」
「7本っ!?
お前入れすぎだって・・・
そんなのコーヒーって言わねぇよ」
私の声を遮ってまだあけてない砂糖を私から奪った。
「やめろぉーーーっ!!
7本じゃ足りない。
苦いってせめてあと3本は入れさせてよ」
「何でコーヒーに10本も砂糖入れる必要があるんだ」
「苦いから
それより咲兄」
「なんだよ」
咲兄ははぁーとため息を漏らす。
「今何分でしょう??」
「今ぁ??
8時5分だろ」
「そろそろ裕輔が来るね」
「裕輔」という単語を聞くと咲兄の顔はみるみる変わっていく。
「やばいっ!!
あいつ遅かったらピンポンピンポンうるせぇんだよな桜早く用意しろ!!」
咲兄は焦ってパンを口に詰め込む。
「ごちそうさまぁーー」
私は食器を運ぶ。
「えっ
ちょっと早くね?!
俺まだ半分も食ってねーのに・・・」
私は鞄を取りにリビングから出て、自分の部屋に行くために階段を上がる。
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