「あ゛?
 誰だてめぇ」


「別に?ただの客ですよ」


「だったら引っ込んでろ!」


「そういうわけには
 いかないんですよね?」






グイッ




怖い兄ちゃんは俺の胸倉を掴んで

顔を引き寄せた




「ガキは失せろ」





さっきまでとは全然違う

とても低い声で俺に言う




ガキですか・・・




まぁ 確かにこの人は成人だよ



でも そんなの関係なくね?





グッ!!





「痛っぇ!!!」


「いい加減にしてもらわないと
 この腕折りますよ?」