「はい・・・うぅ・・ よろしくっ・・・お願いします・・・」 大翔の手のなかの 小さな箱の中の 小さな指輪 それを取り出して あたしの左手の薬指にはめてくれる 大きな大きな大翔の手 キラリと光る小さな宝石は あたしの涙がそこの上に落ちて さらにキラキラと光る