お兄=秘密彼氏 ~パート2~






ハハハ・・・




全然俺と住む世界違うじゃん・・・





チクッ・・・





なんか 夏喜お嬢様って聞いて



なぜか心臓の奥・・・の方が





針が刺さったみたいに一瞬痛かった






(・・・気のせいだよな)








長い長ーい廊下を歩いて



ようやく大きな扉の前で止まった夏喜





ガチャッ



「ここで待てて・・ください
 すぐにお昼ご飯作ってきますので・・・」





そう言って 夏喜はまた別の部屋へと向かった






ここで待っててくださいって言われても・・・







ココで一人って




ちょっとツライんですけど・・・