「ピアス・・」


隣の席のぇーっと。。。

永山悠斗クン。

の左耳につけられていたピアスは

さっき拾ったピアスと同じピアス。

「あのね!!これそこの並木道で拾ったんだけど、永山クンのじゃない?」

「んぁ?・・・ぁ、何でもってんの!?」

何でって・・・。

「拾ったんだよ。。。」

「マジかよぉ?!俺、昨日超探したのに!」

永山クンはそう嘆くとサンキュ、と言ってあたしの手からピアスを受け取った。


ていうか、探す以前に普通に道に落ちてたんだけどなぁ??

「あれ?永山クン、ピアス片方しかあけてないの?」

「おー、なんとなく、な」

「なんとなく・・・」

片方だっけていうのもなんだかいいなぁ・・・。