雲一つない空。 日差しは強く汗がにじむ。 あちこちに楽しそうに歩く親子連れの姿。 章大と忠義と手を繋ぎ楽しそうに笑う博貴。 「ゾウたんや~。」 二人の手を振り払い像の元へと走っていく博貴。 「危ないで。」 後ろから声をかける章大。 「大丈夫。」 走りながら答える。