カーテンが閉まった部屋。 電気もつけず暗闇に座り込んだままの忠義。 手には携帯が握られ待受けには空と忠義が並んで映っている画像。 空の笑った顔。 怒った顔。 時々、見せる冷たい瞳。 空と交わした会話。 そして 温もり。 浮かんでは消えていく想い。 焦点の合わない目。 止まることもなく溢れ出す涙。