あれから一週間が経った。
晴とは目も合わず、あたしの存在すら無視で、最近の夜は泣きっぱなし。

今まで晴に1人にされた事なんて無かったのに。
自分のせいで晴を失ってしまったんだ。

てゆうかあたし、晴に「ありがとう」って言った事あったっけ。



「 未弥〜! 」

「 何……? 」



机を枕代わりにして目を瞑っているあたしに、目覚ましのような明るい声が入ってきた。



「 明日の土曜日、あいてる? 」

「 まあねー… 」

「 じゃ、気分転換にお買い物でも行こう! 」

「 気持ちはありがたいけど気分が乗らな…… 」

「 明日1時に駅前のアイスクリーム屋の前ね!! 」




おーい…………
あたしの言葉を最後まで聞こうよ……

はあ、お買い物は強制なんですか。