すぐに最後尾の未弥と梨杏を見付ける。 いつもならあの2人は前の方で走って無かったか? つか未弥、息切れすぎだしフラフラしす……… 「 は? 」 ―――――ドタッ 突然未弥が倒れた。 俺は状況に理解が出来ずしばらく立ち尽す。 未弥が倒れた…?何で? 「 おい行くぞ! 」 一樹に手を引っ張られ我に返る。 気付けば未弥の元に猛ダッシュしていた。