「う、そ……」 あたしはその場に崩れた。 ねぇ、なんでそんなとこで寝てるの…? 「弘樹、早く起きてよ……ねぇ………ねぇ…… ………弘樹、弘樹、弘樹…………!!!!! 起きてよぉ!!!!! ひろきぃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」 いや いや いや 弘樹がいなくなるんて 「いやぁぁぁああぁぁ!!」 必死で弘樹にしがみつく。 死なないで…… 死なないで……… あたしを一人にしないで。 「ぅ………… 瑠実……」