今すぐ、その背中に飛び付きたい。 でも、そんな近くまで行く時間すら勿体ない。 はやくこの気持ちを伝えたい。 大好きだってことを……。 あたしは大きく息を吸い込んで、 「弘樹ーーーーーーーーーーーーー!!!!」 と叫んだ。