「あ…涼子。
少し頭痛がしただけだから、大丈夫よ」
「それならいいけど…
ほら行こう、講義始まるよ」
頭痛が治まった私は、涼子と一緒に大学まで走った――
校舎に入ると、涼子は英文科の方に急いで行った。
私は校舎に入ってすぐの講義室に、飛び込んだ。
中に入るとまだ講義は始まってなくて、あちこちらから恋愛話が聞こえてきた。
相変わらず、呑気な集団だ。
「それでは、講義を始めます――!!」
教授の声が、スピーカーから流れてきた。
そういえば茜さんが、もう1年過ぎたからと、小規模な【G】の追悼集会をするって言ってたなあ…
詳細をメールで聞いてみよう。
【one】もCDに録音出来れば、皆に披露出来るのに…
久し振りに、GIGのオーナーに会いに行ってみるかな。
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