ノイズの部分――


「…タイ……サナイ…」


何だろう…
よく聴き取れない。

私は少し戻し、もう一度聴き直した…

ノイズが、先程よりも大きくなっている気がする。


「…ゼッタイユルサナイ…アナタハユルサナイ…」


今度は、鮮明に聴こえた。

聞き覚えのある、少し高い女性の声――



こ、これは!!

いや、聞き間違えかも知れないし…
私の足が、ガクガクと膝から震える――


とりあえず、大学に行かないと…


その時、私は激しい頭痛に襲われた!!

「痛――!!」

いつもより酷い頭痛に、その場にしゃがみ込んだ。



フラッシュバック…

佐知子の顔が、脳裏を過ぎるった。
あ、あれは誰だろう…



「順子、大丈夫!!」

背後から、突然肩を抱かれた。


この声は涼子だ…


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