翌日――
いつもの様に大学に行く為、8:00に自宅を出た。
駅までは10分もあれば、十分に辿り着ける。
この時間帯の電車は、通勤や通学の人で混んでいて、朝からムシムシと気分が悪い…
本町駅で降り改札を抜けた所で、偶然に茜さんと出会った。
「おはようございま~す」
「おはよう」
茜さんは服飾専門学校の3年生で、来年就職だ。
10分程立ち話しをしていると、私の携帯に電話が掛かってきた。
【one】が流れた…
あれ?
着うた設定してないんだけどなあ…
大学の同級生が、1限目遅刻予定だから代返して欲しいという内容だった。
「やっぱり、本当に良い曲よね…」
茜さんが、久し振りに【one】を聴き染々と言った。
この曲、転送してあげたいんだけど転送出来ないんだよね…
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