答えになっていない返事だったが、それ以上は追究しなかった。
風呂から出て自分の部屋に上がってから、鞄の一番奥に突っ込んだままだった携帯電話を取り出した。
やはり、順子かのら返事はない…
私は自分の使っている、ケータイ小説サイトを開いた。
そして、思い切って改行が変わっていたページを捲ってみた…
あ、あれ?
元に戻っている…
それとも、最初から何も起きていなかったのだろうか。
もう私はすっかり混乱して、何がなんだか分からなくなってしまった。
携帯電話を閉じて机の上に置き、ベッドに寝転んだ。
私は疲れていたのか一気に眠くなり、電気も消さず朝まで眠ってしまった…
小説に追加された「双子の姉が起き上がった…」の1行を確認しないままに――
.



