その後、何事も無く一夜が明けた。
やはり、単に考え過ぎなのかも知れない…
大学に行き講義を受けながら、気分転換にケータイ小説を書いていた。
結構読者も増えて、自分だけの空間が出来つつあった。
小枝子がケータイ小説を書いていた気持ちが、今となってはよく分かる…
講義中に、隠れて3ページ更新した。
我ながら書く事にも慣れてきて、行間や改行も上手くなった。
いつもの様に智子とランチを一緒して講義室に戻った後、ケータイ小説のサイトを開いた。
今日書いたページを読み返していると、何か違和感を覚えた。
自分が書いた内容が、少しずつズレているのだ…
サイトのシステム上の問題だと思い、最初は余り気にしなかったが、スクロールしていくうちに思わず手が止まった――
.



