アイスコーヒーを2つ受け取り、空いている席に座った。
「順子…
それで、あの耳鳴りと圏外について、何が分かったの?」
順子はミルクと砂糖を入れながら、その問いに答えた。
「結論から言うと、まだ分からない。
ただ、他にはこういう事例は無いみたい…」
「え…
じゃ、じゃあ――」
「そう…
私達3人にしか、耳鳴りも突然圏外になる事も、起きてはいないのよ」
順子は深刻な表情で、私を見ながら言った。
「一体どういう事?」
順子は首を横に振った。
「分からない…」
それから、3人が関わった事について、色々話し合ったが、全く見当が付かなかった…
確かな事は、原因が私達のどこかに、必ずあるという事だけだった。
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