あれ…?
電波障害で、混線していただけかな…
少し疑問は残るものの、携帯電話の画面に異常は見当たらない。
でも、とりあえず順子にメールを入れておこう。
オカルト好きのあの子なら、突然の圏外について知っているかも知れない。
何か小説書く気分ではなくなったた私は、テレビでも見る事にした。
「痛っ!!」
割れていた足の爪が、ソファーの生地に引っ掛かった。
爪伸びすぎかな?
少し短くするか…
いつもは自分の部屋で切るのだが、階段を上がる気にもならなかったので、テレビを見ながら切る事にした。
え―っと、確かこの辺りにあった様な…
爪切りを探す為、居間に置いてある古いタンスの引き出しを開いた。
「爪切り、爪切り…」
あれ…
これは何だろう?
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