>自殺した。



え――?



>ぜんこくたいかいしゅつじょうを…

変換!!



>自殺した。


なぜ……

酷く胸騒ぎがして、私は急いでサトシにメールをした。

しかし、全ての文字変換が同じ言葉に換わる。


>自殺した。


「いやあ――!!」

私は携帯電話を閉じ、床に投げ付けた。

その時、玄関の鍵が開く音がして、母の声が聞こえた。

「ただいま。
今日は早く仕事終わったから、驚いたでしょ」


居間に入ってきた母が、私の顔を見て驚いた。

「どうしたの小夜子、顔色悪いわよ?

あら、携帯電話こんな所に転がして…」

母が床に投げ付けた携帯電話を拾った。

「はい」

携帯電話を手渡され、私は再び恐る恐る開いた…


画面を見ると、ケータイ小説サイトの自分の小説頁に2度、「全国大会出場を」と書かれていた。


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