しかし、今日は本当に疲れた…

私は扉を開けて、自室に入った。


すると、触ってもいないのに、凄い勢いで扉が閉まった!!


な、何…
どうして、勝手に扉が閉まるの?


その時、背後に強烈な悪意に満ちた気配を感じた!!

濃い濃度の霊気により、室温が一気に下がっていくのが分かった。



「ふふふ…」


窓際にある私の机の方向から、冷たい笑い声が聞こえた。

私は勇気を振り絞り、その方向に振り向いた――


「だ、誰…?」


見た事もない女性が、椅子に座って私を見ていた。

それは白いワンピースを身に纏った、50歳前後の女性だった。


全く記憶にない…


切れ長の目に薄い眉…少し大きめの薄い唇が怪しく笑う――

「ふふふ…
この時を、どれ程待ったか……」


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