見ている私の目の前で、小枝子の体が白く輝き始めた――


「順子…

ここは今、電波の穴…
つまり圏外になっている。


圏外は、外界と遮断された異空間。

私が実体化しているのも、圏外だからよ…


電波は闇…

闇は闇を呼び、更に深い闇になる――


この圏外は、意図的に作り出されている!!

この原因を突き止めない限り、何の解決にもならないわよ!!」


意図的に作られた…?

誰が何の為に……



小枝子の身体と佐知子の身体が、1つの光の玉になった――!!


「じゃあね、順子…」


光の玉は更に明るさを増し、目が開けていられない程輝くと…


弾けて消えた――


「さ…小枝子――!!」


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