路地に入ると、私は左右を見回した。

すると、右側の路地を奥へと走る姿が見えた!!


私はその後ろ姿を全力で追った。


そして、300メートル程走った所でついに追い付き、背後から首に飛び付いた!!


私とその女性は前方に転がり、路地のポリバケツに突っ込んだ――



「ハァハァハァ…

あなた、こっちを向きなさ――」

その女性の顔を見て、さすがの私も驚いた。


「りょ、涼子!!」


そこに蹲り肩で息をしているのは、紛れもなく涼子だった!!

なぜ、涼子がここに!?


私は現状を、直ぐには理解出来なかった…

今まで、私を尾行していたのは涼子?



涼子は地面に座り込んだまま、こちらを向いた。

「ご、ごめん順子…」


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