それから直ぐに、私達は神社を後にした―― 小夜子は私を自宅に、順子は茜さんを駅に、各々送る事になった。 微かな物音にも怯え、眠れない夜を過ごした日々が、ようやく終わりを告げた。 そう信じていたのに… .