◇智子◇



「あはははは!!
ははははは……」



そうだ――

私は中学生の時、この場所にいつも来ていた。

イジメられ…
自暴自棄になっていた時、ここに来ていたんだ。


老婆は怪しく笑いながら、私を見下ろして言った。

「やっと思い出したのか…

自分の本性を、自分の罪を!!」


私は極限の精神状態で、この場所で首を並べ…

バラバラにしては、写真に撮って自室でコレクションとして眺めていた。


そうだ。
あの自室の開かずの押し入れには、あの時の写真を入れたのだった…


私は毎日この場所でバッタの羽をむしり、カッターナイフで足を切り刻んでは快感を得ていたんだ。


私は徐々に、理性を失いつつあった…


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