翌日の火曜日――

私は泣き疲れて眠る母を残し、平静を装って大学へと向かった。


サトシは何らかの理由で、犠牲になったとしか思えなかった。

しかしそれでも、小枝子の執拗な私への復讐は続いた。


踏切りを渡り、駅が見え始めた時、ポケットの中の携帯電話が激しく振動した。

取り出して見ると、画面はケータイ小説サイトに接続されていて、先日のページに続きが書き込まれていた!!


>親友の智子は私を見付け、大きく手を振った。

その時、智子を目掛けてタクシーが――


え…?


智子が私に気が付いた!!
危ない――



……あれ?


タクシーは…

なぜか駅前のロータリーで、タクシーが縁石に乗り上げていた。


智子は何も気にした様子もなく、いつもの様に歩いてきた。

「おはよう」


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