もう――


一体何をどうすれば良いのか…

一体自分が何をしているのか…


思考が混乱し、全てが交錯し、不安と緊張の極限になっていた。


いくら逃げても、いくら走っても、老婆との距離が離れない。


いやむしろ、少しずつ距離が近付いていた…



私は小さな脇道に逃げ込んだ。

舗装されていない、中央に草が生えた狭い道――



体力も底を尽き、ついに左手首を冷たい手に掴まれた――

そして、凄い力で背中から、道路に引き倒された!!



老婆はしゃがれた声で、冷たく吐き捨てた。

「ちょうど良い…

今度こそ、その首を置いていくか?」


仰向けのまま左側に目をやると、積み込まれた石の塔が目に入った!!

そして、その隣りには祠――


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