「いやあ―――!!」
腕を振りほどき、ブロック塀の方に突き飛ばした!!
その隙に、私は自宅へ逃げ込んだ。
そして全ての窓と扉、開く所には全て鍵を閉め2階に上がり布団を被った…
10分程して、玄関の扉がガタガタとする音が聞こえた。
来た――!!
しかしそれ以後、全く音がしなくなった…
不審に思い階段を下り、玄関に向かう――
恐る恐る玄関の扉を開けると、そこには誰もおらずカマが1本落ちていた。
これはまだ脅しだ…
うろたえて逃げ回る姿を、楽しんでいるんだ。
よく考えてみれば、実態が無いんだから、家に入る事も容易に出来る筈だ。
やはり、ゆっくりと追い詰めるつもりなんだ!!
私の脳裏に、過去の記憶が少しずつ蘇る…
追い詰めて
追い詰めて
なぶり殺す――!!
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