「まさか同じ部署だとは思わなかったけど」 少し先に、人が、見える。 「相変わらず人見知り激しいし」 暗がりから、だんだんとこちらに近付いて来ていて。 「相変わらず、声も小さいし」 ようやく見えたのは… あたしの眼鏡を奪っていった、あの男。